中学受験、塾なし無理でした!娘の入塾決意ーおうち受験に向いている子は?


ずいぶんと間が空いてしまいました…前回の更新は一年以上前ですね?
リアルタイムでブログ更新難しい!!(怠惰の極み)
しかし怒涛の展開でおうち受験→中学受験塾に入塾だったので
時間的な余裕…というよりも、はちお自身に精神的な余裕がなく?

塾に入って約半年、やっといろいろな意味で落ち着いてきたので
今までの経緯を順を追って記録していきたいと思います!
(これは2021年夏に書いたものです。約半年経てやっとアップします)


<2020年 小4の夏休み前>
・もともと目指していた私立中学ではない、比較的偏差値低め&難易度低めの学校を親子で見学
・思いのほか良い学校で、娘は「ここに行きたい!ここ第一志望!!」と決める
・親も納得の学校だったので「それならここ目指そう!いい学校見つかってよかったね~」となる

<2020年 夏休み>
・はちお「あの学校だったら、普通に勉強していれば行けそうだ。」←気が緩む
・娘「お母さんが勉強勉強言わなくなった♪のんびりしよう(^^♪」
 ⇒一応自宅で夏期講習(私主催のはちお塾)をやってみたが、それ以外の期間はサボり気味
  この段階で「進研ゼミ中学受験講座」のテキストが滞り始める

<2020年 秋>
・はちお「さすがにまずい。比較的難易度低めでも、勉強しないと絶対受からない(焦り)」
・娘「あの学校に絶対入りたい!でも、やらなきゃと思っても勉強やる気にならない(焦り)」
 ⇒テキストが1か月遅れくらいになる、勉強に身が入らなくなる


この当時を娘に振り返ってもらったところ、
勉強しないと受からない!でもやる気になれない…塾ならやれるかも?環境を変えたい!
という気持ちだったそうです。

娘は自ら「塾に行きたい!!」と言い出しました。


はちお的には1年間は自宅学習で受験勉強をがんばりたいと思っていて
娘にもそう伝えていたため、最初は正直「う~ん…」と思っておりました。
でも塾の学年開始月は2月なので、もう数か月で新学年…

やはり5年(4年生の2月)から通塾か?
習い事を面倒くさがる娘が、拘束時間の長い塾を突然始めて、果たしてやっていけるのか?
中学受験塾、出費もかさむ…費用対効果はどうなのか?(はちお、お金を出し渋る?)


そこで夫に、娘の現状や塾の料金について話して相談したところ、
塾行けばいいじゃん!むしろなんで今まで塾行かなかったの??」
と言うではありませんか!!

夫は人生で一度も塾に行ったことがなく、
「塾は学校の勉強についていけない場合に補助的に通うもの」という偏った考えから
「子供は塾に行かせない!」と言っていた、あの夫が!!!

育児・教育関係のことは私に全権委任している夫ですが、
私の話や娘の様子、中学受験の情報などをインプットしてくれていたようで。

塾行った方が合格する確率は高いんでしょ?だったら行くしかないんじゃない?

と言うのです。さらに

はちおのストレスも減って、娘も長時間面倒見てくれるなら、その出費は高くはない

と。そんなに私はイライラしていたのですね…?

今思い返すと、私は娘と楽しく勉強していた一方、
娘がやる気にならない時は困り果て、匙を投げたくなったり、常に張りつめた気持ちで…

また、週1の習い事(数千円~一万円前後)の月謝と比べると
月数万円の塾の費用は高額ですが、
個別指導ではない集団塾の場合、時間当たりの金額を算出すると
ほかの習い事と同じくらいの単価だったりします
(別途テスト代や諸経費はガッツリとられますが?)



今更ですが、思えば娘は、通信教育に向かないタイプの子供でした。

こどもちゃれんじ、こどもちゃれんじイングリッシュ…いずれも2か月で退会
(↑これは親がおもちゃ目当てで始めたので、親の責任です)

ハローキティゼミ(教材提供こぐま会)…2年間、気が向いたら少しやる程度
(↑2022現在、「モコモコゼミ(SAPIXの通信教育・ピグマキッズくらぶ提携)」になった模様)

小学校入学から紙のテキストの進研ゼミ…6月で退会

小学3年生でチャレンジタッチ…最初はがんばるも、課題がたまり5年生で退会

この体験から、
ひとつの目安として、塾なしで中学受験を目指せる子は
通信教育を滞りなくこなせる子 なのではないかと思いました。

気が乗らない時でも、なんとか課題をこなすことができる、とか
先生役である親の言葉や指導を比較的しっかり聞いてくれる、とか
自制心があって精神的に成熟した子、とても素直な子が向いていると思います。

娘は自我が強いものの非常に素直なので、適正はあると思ったのですが…
成長と共に、より自我の強さが出たり、「家で親と勉強」では甘えが出たりで
難しかったです??


そしてもう一つ、これは定かではありませんが、
早生まれの子 というウィークポイントもあるような気がしています。

娘は早生まれで、同じ学年の子と比べると
幼少期から体が小さく、精神的にも幼い感がありました。

一年前の娘と今の娘を比べてみると、本当に別人かと思うくらい理解力や集中力が向上しています。
この時期の子供の成長は素晴らしく、目を見張るものがあります。

だとすると、娘よりほぼ1年早く生まれた4月生まれの同級生は
未だ娘が到達していない発達段階にすでに到達している
のかもしれません。

ちなみに下の子は早生まれではありません。
学年の中でみると長女の時よりも成熟した様子で、こどもちゃれんじをためることなく終わらせ、
さらに長女のやり残したハローキティゼミやサピックスブックスの「きらめき算数脳」なんかも
楽しんでやっています。

もちろんそれぞれの性格・気質にもよりますし、
下の子は上の子を見ているので、色々と成長が早い部分もあるかと思います。

しかしそれを差し引いても、もう少し早く(2010年内に)生まれていたら
もっと違う結果だったかもしれない、と思ったりします。
現に、今は自宅学習が可能になってきて、理科・社会を塾に通わず家で学習しています。


総括としましては、わが家の場合4年で塾なし→5年で入塾となりましたが、
結果それで良かった
と思っています。

塾に通っている今現在、娘はとても楽しそうです♪
しかし「もっと早く通っていればよかったかな?」という後悔はありません?

娘には3年もの長きにわたる通塾は向いていなかったと思いますし、娘自身も同じことを言います。
4年生から通塾していたら、娘はまだ理解する能力や処理力が未発達の段階で
大量の宿題や勉強量に耐えられず、途中で投げ出していたのではないかと思います(受験撤退)?

とはいえ、その分5年生で負荷がかかってくる事を考えると、
中学受験を目指すのであれば
4年生(3年生の2月)から塾に入ることができれば理想的
だと思います!

理想的ではありますが…やはり子供は1人1人違っていて
多くの子供にとってのベストが、自分の子供にとってもベストであるとは限りません。

勉強が楽しくて仕方ないというタイプなら、
低学年からの入塾で大きな能力と自信を獲得するかもしれませんし、逆かもしれません。

勉強嫌だけど私立中学行きたいから短期決戦でがんばる、という子なら
6年生の1年間で無我夢中にやり遂げて合格するかもしれませんし、難しいかもしれません。

正解がないことなので、本当に難しいですね?
中学受験の場合、結局は
親が自分の子の適性を見極めるしかない場面が続出ですよね(責任重大)?

だったらせめて、毎日楽しく悩み考え、そして子供自身がより良い方向に進めるように
手助けしていきたい
と思っている今日この頃です?